EDIT

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「EDIT RADIO」に行ってきた


エディット・ラバーのエディット・ラバーによるエディット・ラバーのためのイベント
EDIT RADIO」に行ってきました。

17時スタートで、のっけから全開という話を聞いていたので
ちょい前に会場の下北沢ROOM Heaven&Earthに行ったのですが
入場待ちのエディット・ラバーさんたちでエレベーター前がふさがっていて
降りられないくらいの状態! まじか!

はっきり言ってマニアックな音楽なんですけど
こんなにファンがいたのか!? 君ら今までどこにいたの!?

今回の告知は、フライヤーも作らず、主にtwitter上のクチコミとのこと。
新世代クチコミ・ツールの威力をまざまざと見せつけられました。

客層は、年代もファッションもバラバラで、いい感じにフュージョンされており
迎え撃つエディターたちも、10代、20代、30代、40代(!)と幅広いのですが
“エディット”という強力な旗のもとに集まっているので
あらゆるものを超越した一体感が充満してましたね。
こりゃ素晴らしいです。パーティの理想です。

しかし、実を言うとエディター同士の交流が広がり始めたのもごく最近のことだとか。
11月末か12月頭あたりに発売されるであろう“エディット本”の制作がきっかけになって
それまで別の場所でエディット音楽に情熱を傾けていたアーティストたちが集ったそうです。

おそらく、イベントに来ていたオーディエンスたちも同じ気持ちじゃないかな?
今日まで、自分以外にエディット音楽好きがこんなにいるなんて思わなかったはず。

シーンというやつは、ある日、ポンと弾けるように始まることがよくありますが
今回のイベントはまさにその始まりの瞬間だったように思います。

内容も充実していて本当に面白かった。

オープニングからTofubeatsのキレキレ・プレイで
会場はあっという間にパーティ・モードへ。熱い!

続いて登場のオリジネーター、ノンセクトラジカルズは
オマール仕事を中心にお気に入りの曲、というかエディトを
“ここが好き!”という解説付きでプレイ。
生ける伝説級のキャリアだが、その情熱は(20数年間)まるで冷める気配なし。

“第3のメンバー”DJぐっさんのキーボードに割り振ったサンプルをたたくプレイや
ゲートを使用しての刻みなど、制作の裏側も披露。勉強になるわー。

彼らからマイクを引き継いだマツモトヒサターカーは
エディットの技の1つである“つわわ”(named by ノンセクトラジカルズ)を解説。
つまり、“ダダダダ”とアタック部分で繰り返すのではなく
若干後ろにずらして独特なグルーブを生み出すというものだそうだ。
ていうか、例題として作成された曲がおそろしくかっこいい。

続いて、この日のために寄せられた若手エディターの作品をみんなで試聴。
若いエディターがいるというだけで明るい未来を感じてしまうのに
それぞれ強烈な個性を持っているのがすごい。
とりあえず洋楽コンプレックスとかはまるでなさそうだ。

ここからはライブ・モードへ突入。

まず登場したのはHomecut。
レコードを何十枚も積み上げて矢継ぎ早にクイック・ミックスしていくスタイルの彼。
今日はもちろんエディット・ネタで。
かっこよすぎてDJブース前が人だかりに。

続く露骨キットはバイレ・ファンキをプレイ。
しかし、ここまでの展開を聴き、用意したネタではキレが足りないと判断。
ノンセクトラジカルズが持ち込んだゲートを使って刻みをアドオン。
すごい。露骨キットとノンセクト・マチャールのコンビネーションはダブのようだ。

お次は$p!t。
一体何を見せてくれるのかと思ったら、Wiiのステアリング・コントローラーが登場。
なんと、短いループなどがこれにアサインされいて
彼はこれを左右に傾け、ドライブ気分で曲を刻んだのだ。場内爆笑。

この後、ノンセクト・inuによる「dameMixx」のプレイもあり
バラエティに富むエディット・シーンの現在形を体感。
元ネタの種類にかかわらず、共通のエクスタシーを生み出すエディット恐るべし。

そして最後に登場したのはハイティーンの少年。
なんでも、今日のために自作のエディットを作ってきたのだとか。かわいいやつ(*´д`*)
本人は「まだまだキレが足りない」と謙遜していたが、なかなかの出来。
なにより、こんなに若いタレントが生まれていること自体がすごい。

Homecutの「エディットの世界はみんな若くして始めている」という言葉にも納得。
ラテラスも、ルイ・ヴェガも10代でたぶん始めてるよね。
ノンセクトのお2人も、M.I.D.とJG'sにそれぞれ所属していたころは18〜19だったはず。

若い人たちがルールやしきたりに縛られず、思う存分に表現することで
また新しい、刺激的な音や形が生まれてくるのでしょう。
これは本当に楽しみですよ。


ストリーミング再放送(いつまで見られるかは不明)
| 01:03 | DJ|音楽 |
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